カラダを潤し滋養するものを
東洋医学では「陰分」といいます。
そしてそれが不足した状態が「陰虚」です。
「陰分」は肌や髪を栄養したり、
ノドなどの器官や内臓に潤いを持たせます。
そしてカラダの熱を冷ます作用も。
この「陰分」が不足した「陰虚」の状態になると
カラダにこもった熱を上手に冷ませずに
ほてったり、のぼせたりします。
・手のひらや足の裏が妙に熱っぽい
(夜寝る時に足にお布団がかかっていると
なんだか暑苦しく感じる方は要注意です!)
・寝汗をかく
・夕方になるとカラダが熱ってくる
・寝つきが悪い
・頬のあたりが赤らんでいる
・おしっこの色が濃くて少ない
・便秘気味
これら↑は全て「陰虚」の特徴です。
もともと加齢とともに
人のカラダは「陰虚」傾向になります。
特に女性は更年期に近づくと
「陰虚」の症状が強くなりやすいです。
「陰分」が足りずに冷ましきれなかった熱は
カラダの上の方に集まっていくので、
ホットフラッシュやのぼせ、イライラなどの原因に。
「陰分」を補う食べものを意識して
カラダを潤していきましょう^^
~カラダを潤す食べもの~
・はちみつ
・ごま
・豆腐
・卵
・貝類
・白きくらげ
・れんこん
・梨
~気をつけたい食べ物~
香辛料たっぷりの辛い食べ物や
味の濃いもの、アルコールなどは
カラダの「陰分」を大量消費します!
取り過ぎに注意しましょう。
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