疾患名「テニス肘」
肘の外側の痛みで、腕の筋肉の緊張が肘の骨を引っ張って痛みや炎症を起こしています。
「テニス肘」という名前の通りテニスをすることで痛めることが多いです。しかしテニスをする人だけでなく、家事や仕事で腕を使う人にも多く起こります。ピアノなどの楽器演奏も負荷がかかりやすいです。

好発
30〜50代の女性
ATTENTION
ものを摘む動作や持ち上げる動作で痛みが出る場合は要注意です。※特に、ものを手に持って甲の方に曲げると痛む場合
施術の方針
診断
「中指進展テスト」「トムゼンテスト」「チェアテスト」を行い判断します。
治療
鍼灸治療の場合、前腕伸筋へのパルス(通電)治療を行います。また外側上顆付近の圧痛部への刺鍼も効果的です。整体で前腕伸筋の緊張を緩めることも。鍼灸施術が苦手な方はご相談ください。
セルフケア
安静時痛がある場合は把握動作や重いものを持つのを控えましょう。前腕のセルフマッサージも効果的です。ゴムボールなどの把握動作(5秒握って1秒力を抜く動作を10回)で筋肉の緊張を抜くのもおすすめです。

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